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医療廃棄物処理の今が分かる、医療廃棄物ニュース

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力強い医療廃棄物処理業務のパートナー医廃NEWS

No.280 2015年12月1日

コスモ理研ホームページhttp://www.cosmo-riken.co.jp/ の最新情報 医療廃棄物NEWSをクリックしても
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◎医療廃棄物に対する対応◎

1. 医療側
 廃棄物に対する知識の向上と、質の理解が必要であると考える。
これが、排出事業者責任であり情報と知識と仕組みの理解を共有することによって、責任や責務が適切に遂行されると共に、処理側では分からない部分も情報を頂くことで解消できると考える。

2.廃棄物処理側
 受託費の低価格化は、発注者だけの問題でなく受注する側にも問題があると思う。世の中の仕組みの変化による廃棄物の減少などから価格を下げても受注を増やしたいとの思いも当然ではある。経営者としては苦肉の策でもあろうと思う。 ただし、これにより不適正な処理が起きてはならない。制度の問題もあると思う。処理側の皆さんと話していると、低価格化の解決方法として、入札における最低価格制度の採用や基準価格の設定などが言われている。
 優良認定制度についても、企業は対価を払い要求に対する環境整備を行うが、環境配慮契約は発注者側の担当者も知らない状況もあり、商売に反映されていないといった声もある。

3.行政
 感染性廃棄物や医療機関から排出される廃棄物、他の廃棄物と違い感染性・有害性・劇毒性・放射性や病理物・実験動物・胞衣物など多種多様に亘っていることから、処理側は事前の情報が特に大切となる。
 また感染性による廃棄物(エボラ出血熱、デングウイルス・新型インフルエンザ等)の対応を行う。


感染性廃棄物

処理マニュアルの概要


【STEP1】(形状)
 廃棄物が以下のいずれかに該当する。
�〃豈奸�血清、血漿および体液(精液を含む。)(以下「血液等」という。)
��病理廃棄物(臓器、組織、皮膚等)
�I存業�生物に関連した試験、検査等に用いられたもの
�し豈嫖�が付着している鋭利なもの(破損したガラスくず等を含む。)

【STEP2】(排出場所)
 感染症病床、結核病床、手術室、緊急外来室、集中治療室および検査室において治療、検査等に使用された後、排出されたもの

【STEP3】(感染症の種類)
�ヾ鏡�症法の一類、二類、三類感染症、指定感染症および新感染症ならびに結核の治療、検査等に使用
 された後、排出されたもの
��感染症法の四類および五類感染症の治療、検査等に使用された後、排出された医療器材等(ただし、
 紙おむつについては特定の感染症に係る者等に限る。)


――折り合いをつける――

 最近、医療廃棄物(感染性廃棄物)の処理問題について取り上げられるようになってきた。連合会(本部及び一部の地方組織)の変わらぬ動きをはじめ、関東地方の動きや大阪の動き等に刺激されて動き出したのかもしれない。連合会には以前から「医療廃棄物部会」が、細々活動を続けていたことは聞いていたが、他の部会のようにあまり派手な動きではなかった。だが、医療廃棄物部会として脈々として続いてきたのは確かであった。本誌をはじめ、各地から激励や提案等、医療廃棄物問題(特にその処理について)は、途切れることはなく続いてきたのである。医療廃棄物の処理については、直接取り扱う場合が多いので、身近に感じたので多く取り上げられてきたのであろう。まず分別から始まり、収納・容器はどうするとか、分別後の置き場所、どの程度置けるか等相当細かいことまで議論され、環境省においても「廃棄物処理に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」を策定するなど一応対応を行っている。しかし医療廃棄物については、まだまだ未知な点が多く、環境省においても今後新たな知見が集積された段階で必要に応じて適宜見直してゆくと言っているので、これからが大変である。まず医療廃棄物は、�^緡典ヾ悗�ら排出され�△修譴鮗�集運搬業者に渡され�C羇崕萢�施設で処理されるので、このシステムを追跡管理されなければならない。
 口では適正処理と言っても初めから一つ一つ点検することが非常に大切で、これができて初めて適正処理が、完全なものと言えるのである。医療・行政・業者との密接な連携が必要と言うことである。

医療廃棄物研究所  所長 渡辺 昇