No.275 2015年7月1日
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優良化認定制度
認定件数が拡大している
―認知度の低さが問題―
産業廃棄物処理業者の資質の向上と業界の健全化を目的として、廃棄物処理法が改正されてから、認定件数は徐々に増えてきたが、世間一般への認知度は低く、業者の優良化に対する役割を果たしているとは言えないのが現状である。この問題の底流にあるのは、やはりコスト問題であり、このことを規制することができないからである。極端な例だと、医療廃棄物の処理が一般廃棄物の処理費を下回ることもあるようで、処理業者の優良性の判断に係わる評価制度など吹っ飛んでしまう状況なのである。
◆第22回有害・医療廃棄物研究会◆
医薬品による環境汚染
―適正処理に向けた東京都の取り組み―
恒例により有害・医療廃棄物研究会による第22回の研究会が来る7月22日、東京において開催されることになった。研究会のプログラムは次の通りである。
日時:平成27年7月22日(水) 13:30〜17:00
会場:東京慈恵会医科大学 高木2号館南講堂(地下1階)
プログラム:
開会挨拶有害・医療廃棄物研究会 会長 田中 勝
基調講演1
医療廃棄物・有害廃棄物を取りまく最新事情
環境省 廃棄物・リサイクル対策部適正処理・不法投棄対策室 担当者
基調講演2
医療廃棄物をはじめとする産業廃棄物の適正処理に向けた東京都の取組み
東京都環境局資源循環推進部産業廃棄物対策課 藤井 達男
一般講演1
医薬品による環境汚染有害・医療廃棄物研究会 内倉 和雄
一般講演2
問われる排出事業者及び廃棄物処理業者の危機管理責任芝田稔秋法律事務所 芝田 麻里
閉会挨拶有害・医療廃棄物研究会 副会長 木ノ本 雅通
日時:平成27年7月22日(水) 13:30〜17:00
会場:東京慈恵会医科大学 高木2号館南講堂(地下1階)
プログラム:
開会挨拶有害・医療廃棄物研究会 会長 田中 勝
基調講演1
医療廃棄物・有害廃棄物を取りまく最新事情
環境省 廃棄物・リサイクル対策部適正処理・不法投棄対策室 担当者
基調講演2
医療廃棄物をはじめとする産業廃棄物の適正処理に向けた東京都の取組み
東京都環境局資源循環推進部産業廃棄物対策課 藤井 達男
一般講演1
医薬品による環境汚染有害・医療廃棄物研究会 内倉 和雄
一般講演2
問われる排出事業者及び廃棄物処理業者の危機管理責任芝田稔秋法律事務所 芝田 麻里
閉会挨拶有害・医療廃棄物研究会 副会長 木ノ本 雅通
申し込み方法:
参 加 費:会員(後援団体会員を含む)5,000円 / 非会員10,000円 / 学生1,000円
懇親会費 3,000円
申込方法:申込書をメール、Faxまたは郵送にて事務局までに送付いただくと共に下記口座まで参加費を
お振り込みください(恐縮ですが振り込み手数料はご負担ください)。ご入金を確認後、受講証
を郵送、Faxまたはメールにてお送りいたします。お振り込みは7月17日(金)までとさせていた
だきます。以後は当日お支払いください。
振 込 先:みずほ銀行 渋谷店(普)2644901(口座名義:有害医療廃棄物研究会)
懇親会費 3,000円
申込方法:申込書をメール、Faxまたは郵送にて事務局までに送付いただくと共に下記口座まで参加費を
お振り込みください(恐縮ですが振り込み手数料はご負担ください)。ご入金を確認後、受講証
を郵送、Faxまたはメールにてお送りいたします。お振り込みは7月17日(金)までとさせていた
だきます。以後は当日お支払いください。
振 込 先:みずほ銀行 渋谷店(普)2644901(口座名義:有害医療廃棄物研究会)
――戦後70年を思う――
最近よく言われる言葉に、「戦後70年」がある。確かに戦後の一つの区切れであるから、そう言うのだろうが、そのほかにもいろいろと意味付けられ、メディアにおいて喧しく言うので、やはり何かあるのかなと思う。確かに今になって思うに、戦後も70年が経ち戦前のことまでも、思い起こして論じることがあって決しておかしくない気になってきた。まずなぜわれわれは戦争を起こしたのかに始まり、今では無謀と迄言われる状況の中、結局破滅へと突き進んでしまったのか、思い返せば一つ一つ納得がゆくことが多いことがわかる。当時は今とは反対に納得がゆくまで考えられなかったと言えばそれ迄で「時の流れに身をまかせ」の詩の文句にあるような状態だったんだろう。では時の流れに身をまかせなかった場合はどうだったのだろうか、見るもの聞くもの皆逆らうのだから大変なことになっただろう。しかしこのような経験を経て、今があると思うと、戦後70年とは言わずに、日々の積み重ねが大切なことを、皆に知ってもらうことを言いたいのである。毎号言いたいことを言わしてもらっているので、今さら改めて言うこともないが、あえて言わしてもらうと、戦後70年を単なる節目ではなく意義のある節目にしてゆきたいと考えている。
医療廃棄物研究所 所長 渡辺 昇