No.256 2013年12月1日
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適正処理に向けた取り組み
この程東京都環境局では、高齢化の進展と医療技術の進歩により増加の見込まれる在宅医療廃棄物について「在宅医療廃棄物の適正処理に関する検討会」を設置し、検討を重ねてきた結果とりまとめを行った。とりまとめの概要は次の通りである。
◆ 在宅医療廃棄物の適正処理に関する検討会◆
1 目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 検討の対象とする在宅医療廃棄物の定義・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3 検討の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
4 検討の元となる基礎情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1) 在宅医療実施件数の推移
(2) 注射針による針刺し事故
�� 区市町村のごみ収集時における事故件数
�� ホテル及びデパートのトイレ等に廃棄されたものによる事故
(3) 在宅療法で使用する注射針の種類と安全性の現状
(4) 在宅医療廃棄物の処理に関する報告等
(5) 関係団体から行政への要望事項
�� 東京都市長会からの東京都への要望事項
�� 全国都市清掃会議から国への要望
�� 清掃作業従事者の労働組合からの要請
5 検討結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(1) 使用済み注射針の回収事業
�� 都薬剤師会による注射針の回収事業の現状
�� 都薬剤師会の回収事業の今後の課題と解決策
�� 注射針の処理のまとめ
(2) 注射針以外の鋭利な在宅医療廃棄物の処理
�� 注射針以外の非鋭利な在宅医療廃棄物とは何か
�� 注射針以外の非鋭利な在宅医療廃棄物による事故の発生件数
�� 在宅医療廃棄物の区市町村の収集方法
�� 注射針以外の非鋭利な在宅医療廃棄物の処理のまとめ
(3) 拡大生産責任者について
(4) プラマークについて
6 まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
(1) 今後の取り組みについて
(2) 患者からみた在宅医療廃棄物の廃棄方法の例
在宅医療廃棄物の適正処理に関する検討会
適正処理に向けた取り組み
―各関係団体と検討を重ね結果を発表―
この程東京都環境局では、高齢化の進展と医療技術の進歩により増加の見込まれる在宅医療廃棄物について「在宅医療廃棄物の適正処理に関する検討会」を設置し、検討を重ねてきた結果とりまとめを行った。とりまとめの概要は次の通りである。
◆ 在宅医療廃棄物の適正処理に関する検討会◆
1 目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 検討の対象とする在宅医療廃棄物の定義・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3 検討の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
4 検討の元となる基礎情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1) 在宅医療実施件数の推移
(2) 注射針による針刺し事故
�� 区市町村のごみ収集時における事故件数
�� ホテル及びデパートのトイレ等に廃棄されたものによる事故
(3) 在宅療法で使用する注射針の種類と安全性の現状
(4) 在宅医療廃棄物の処理に関する報告等
(5) 関係団体から行政への要望事項
�� 東京都市長会からの東京都への要望事項
�� 全国都市清掃会議から国への要望
�� 清掃作業従事者の労働組合からの要請
5 検討結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(1) 使用済み注射針の回収事業
�� 都薬剤師会による注射針の回収事業の現状
�� 都薬剤師会の回収事業の今後の課題と解決策
�� 注射針の処理のまとめ
(2) 注射針以外の鋭利な在宅医療廃棄物の処理
�� 注射針以外の非鋭利な在宅医療廃棄物とは何か
�� 注射針以外の非鋭利な在宅医療廃棄物による事故の発生件数
�� 在宅医療廃棄物の区市町村の収集方法
�� 注射針以外の非鋭利な在宅医療廃棄物の処理のまとめ
(3) 拡大生産責任者について
(4) プラマークについて
6 まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
(1) 今後の取り組みについて
(2) 患者からみた在宅医療廃棄物の廃棄方法の例
◆見えないものの危険性◆
まずWDSの徹底を図れ
―有毒ガスの発生や爆発を防げ―
東京産業廃棄物協会・医療廃棄物委員会では、医療廃棄物の適正処理について、いろいろな観点から、常時検討を進めているが、排出物が収納容器に密閉され出されるため、有毒ガスの発生や引火爆発の可能性もあり、また水銀などが混入することによって、処理施設の汚染にもつながる。そのためにWDSを徹底することが要求されるところである。確かに内容が見えないため処理業者としては現実には対応が難しく、苦労しているところであり、排出業者との日頃のコミュニケーションを密にするよう訴えている。
━━ 請願駅と停車場課 ━━
現在研究所の所在地である。千葉市花見川区幕張本郷は、昭和20年から土地区画整理を行い、昭和40年に完成したところである。今から50年ほど前の話になるが鮮明に覚えている言葉がある。それは請願駅であり、停車場課という言葉である。すなわち現在ある幕張本郷駅は、国鉄で言う請願駅で、駅構築の費用を地元(県・市・地元・地権者等)で負担するもので、地元にとっては大変なことなので苦労したと思う。
まず請願駅であると実際言われても、初めのうちは何が何だかわからず、ただうろたえていたようで、その間に現れてきたのが国鉄の停車場課という担当部署である。停車場課と言われあまりにも直接的な名称なので驚きもした。それが課長さんと話すうちに、これ以外の名称は無いようになってきた。課長さんの説明は原則論から説き起こし、現状の説明を丁寧にしていただいた結果、請願駅の意味合いがようやくわかり陳情の方針もそれなりに変えていった記憶がある。そうこうするうちに国鉄側と地元側の話し合いも、なんとか合意に達し駅の完成をみたのである。
完成を記念した碑を見ると何もなかったように、スムーズに完成したように記載されているが、記載されないことも多いのである。草ぼうぼうだった台地が見違えるような住宅地として蘇った裏には、多くの苦労をした方々があり、それらの方々の功績は伝わらないのが通常で、碑の記載で終わってしまうケースが多く、そのことを知っている者にとっては残念でならない。
こと程さように、あることを完成させるには、多くの人々の努力がいると言うことで、今後とも忘れないようにしたいと思う。 医療廃棄物研究所 所長 渡辺 昇
現在研究所の所在地である。千葉市花見川区幕張本郷は、昭和20年から土地区画整理を行い、昭和40年に完成したところである。今から50年ほど前の話になるが鮮明に覚えている言葉がある。それは請願駅であり、停車場課という言葉である。すなわち現在ある幕張本郷駅は、国鉄で言う請願駅で、駅構築の費用を地元(県・市・地元・地権者等)で負担するもので、地元にとっては大変なことなので苦労したと思う。
まず請願駅であると実際言われても、初めのうちは何が何だかわからず、ただうろたえていたようで、その間に現れてきたのが国鉄の停車場課という担当部署である。停車場課と言われあまりにも直接的な名称なので驚きもした。それが課長さんと話すうちに、これ以外の名称は無いようになってきた。課長さんの説明は原則論から説き起こし、現状の説明を丁寧にしていただいた結果、請願駅の意味合いがようやくわかり陳情の方針もそれなりに変えていった記憶がある。そうこうするうちに国鉄側と地元側の話し合いも、なんとか合意に達し駅の完成をみたのである。
完成を記念した碑を見ると何もなかったように、スムーズに完成したように記載されているが、記載されないことも多いのである。草ぼうぼうだった台地が見違えるような住宅地として蘇った裏には、多くの苦労をした方々があり、それらの方々の功績は伝わらないのが通常で、碑の記載で終わってしまうケースが多く、そのことを知っている者にとっては残念でならない。
こと程さように、あることを完成させるには、多くの人々の努力がいると言うことで、今後とも忘れないようにしたいと思う。 医療廃棄物研究所 所長 渡辺 昇








