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No.249 2013年5月1日

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東京産業廃棄物協会・医療廃棄物委員会


平成25年度活動計画を発表
―行政・排出業者・処理業者との連携が必要―



 東京産業廃棄物協会・医療廃棄物委員会では、医療廃棄物の安心安全な適正処理のために、官民一体の対応を強化し、運動を推進させるシステムが必要であるとし、新システムである電子マニフェストと、優良業者の組み合わせを徹底させることを委員会より発信することを提案するとともに、適正処理のために重要な、WDSシートについても、現状にマッチしない部分があるので、これらを改善していきたいとしている。
 また処理料金の低価格化については、先の研究会で取り上げた通り�‖抄伴錣�らの参入によるダンピングの横行��入札制度の問題点�C楼莖阿�らの参入により価格を乱す営業が行われている等に絞り、その対策について、優先性・実効性を考慮して、今後とも委員会において検討していくことにした。

◆医療廃棄物研修会◆


医療機関で開催 基礎知識を学ぶ
―医療環境管理の知識と技術が不可欠なもの―



医療現場においては、すでに医師会をはじめ、各種機関において現場従事者対象に、医療廃棄物関係の研修会等は実施されてきたが、医療機関(病院等)単独で研修会を開催することはあまりみられなかった。ここにきて院内感染対策として研修会を開くところが現れてきた。前々から医療廃棄物については、個々に知識としては持っていたが、それを具体的にどう取り扱うかが不明であったため、全般の動きを一歩踏み込んだものとして、研修会を実施したいと考えている。ちなみにどのような内容で研修会が開かれているのかを見てみよう。

【医療廃棄物及び医療環境管理研修会】



1.基礎知識編
�^緡吐儡�物とは何か
��感染性廃棄物とは何か
�0緡吐儡�物の法的位置づけ

2.医療関連従事者としての基礎知識
�^緡吐儡�物の分別について
��感染性と非感染性の区分ならびに判断基準
�4鏡�性廃棄物の処理について

3.処理業者からみた感染防止について
―安全管理および事故対策―
�^汰澗从�の必要性
��医療廃棄物の取り扱いの注意事項
�4鏡�性以外の危険性に対する注意

新型インフルエンザ対策に思う


 
鳥インフルエンザの人への感染が確認されてから、感染者は増え続けている事実はあっても、いろいろなところで、いろいろなことを言っても、あまりピンときていないようである。「現時点では人から人への感染は確認されていない」と当局は冷静な対応を呼びかけているが、情報が少ない情勢の中でどうすれば良いのか、乏しい知識をフル回転して、注意を喚起する以外に方法は無いのだろうか。平成21年に流行した新型インフルエンザ対策として「新型インフルエンザ対策特別措置法」が一応出来上がり、対応は感染力が強く病原性が高い、感染症が広まる恐れがあると判明すれば、外出やイベントの自粛要請といった、対策が可能となっているが、パンデミック(世界的大流行)になった場合十分に対応できるのだろうか。関係者は今から言葉を濁しているようである。そこで思い出すのが先のインフルエンザ流行を想定して、医療廃棄物処理業界でまとめた、新型インフルエンザ対策事業継続計画である。平成21年では、主に新型インフルエンザ対策発生時を想定し、処理業者(医療廃棄物の収集・運搬・処理・処分などの業者)を対象に事業継続問題を中心に対策を立てたのである。それには危機管理体制の整備をまず第一に、事業継続対策として廃棄物処理業者が取るべき措置を明確に定め、事業継続を可能にするよう努めている。その他新型インフルエンザ対策をあげ、主に事業者の立場を強調したものであった。どのみちこの様な状況が発生しないことを祈るが、いつの時代でも新型インフルエンザ問題は、重要課題 として取り上げられていたことを思い出してもらいたい。
                             医療廃棄物研究所   所長 渡辺 昇