No.245 2013年2月1日
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水銀に関する水俣条約で合意
水銀問題は水俣病の経験から、以前から規制が取りざたされ、各国間で水銀の使用や輸出入、自然環境への排泄制限などが論議されていたが、このほどようやく各国間の合意がなり、「水銀規制の新条約」が成立する運びになった。また条約名を「水俣条約」とするよう提案していた日本の案が通ることになった。
水銀に関する水俣条約の概要
�� 水銀を使った血圧計や水銀を一定以上含む蛍光ランプなど16品目の製造を20年に禁止
�◆〕⊇估�を条約で認められた用途などに限定
�� 大気への排出削減のために新設の火力発電所などに最良の設備を義務付ける。
�� 水銀を含む廃棄物の適切な管理・処分
�� 小規模な金採掘での水銀使用廃絶に向けた国家計画の作成
�Α/絛箙杙海凌卦�開発禁止、既存の鉱山は条約発効の15年後の廃止
水銀規制条約制定の委員会
水銀に関する水俣条約で合意
―我が国の提案が通り汚染廃絶へ第一歩―
水銀問題は水俣病の経験から、以前から規制が取りざたされ、各国間で水銀の使用や輸出入、自然環境への排泄制限などが論議されていたが、このほどようやく各国間の合意がなり、「水銀規制の新条約」が成立する運びになった。また条約名を「水俣条約」とするよう提案していた日本の案が通ることになった。
水銀に関する水俣条約の概要
�� 水銀を使った血圧計や水銀を一定以上含む蛍光ランプなど16品目の製造を20年に禁止
�◆〕⊇估�を条約で認められた用途などに限定
�� 大気への排出削減のために新設の火力発電所などに最良の設備を義務付ける。
�� 水銀を含む廃棄物の適切な管理・処分
�� 小規模な金採掘での水銀使用廃絶に向けた国家計画の作成
�Α/絛箙杙海凌卦�開発禁止、既存の鉱山は条約発効の15年後の廃止
◆有害・医療廃棄物研究会◆
化学物質によるばく露から身を守る
―防護服やマスクの効果的な使用方法―
有害・医療廃棄物研究会の研修会は20回を数え、来る3月1日東京の慈恵会医科大学で開催されることになった。今回は有害・医療廃棄物を取り巻く、世界の取り組みを採るとともに、水銀に関する水俣条約にも言及することになっている。
研究会の概要
日付・平成25年3月1日(金)13:00 会場・東京慈恵会医科大学一号館5階講堂
会費・会員10,000円 非会員20,000円学生4,000円(交流会費)…2,000円
(プログラム)
13:30-13:35 開会挨拶 有害・医療廃棄物研究会 会長 田中 勝
13:35-14:20 有害・医療廃棄物を取り巻く最近の動向
環境省廃棄物・リサイクル対策部適正処理・不法投棄対策室 担当者
14:20-15:05 世界の水銀対策 野村興産株式会社 鮎田 文夫
15:05-15:15 休憩
15:15-16:05 化学物質等のばく露から作業者を守る 十文字学園女子大学大学院 田中 茂
16:05-16:25 作業者を守る呼吸用保護具の動向と使い方 興研株式会社 篠宮 雅樹
16:25-16:45 作業者を守る防護服の動向と使い方 デュポン株式会社 池田 信一郎
16:45-17:05 デモンストレーションなど
17:05-17:10 閉会
17:30- 交流会
(申込方法)研究会HP (http://www.jmwra.jp/)で申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入後、メール、FAX、または郵送にて事務局までご送付頂くと共に、下記口座まで参加費をお振込ください。恐縮ですが振込手数料はご負担ください。ご入金を確認後、受講証を郵送、FAXまたはメールにてお送り致します。
振込先:みずほ銀行 渋谷支店(普)2644901口座名義:有害医療廃棄物研究会
激動の年に
まさに激動の年、幕開けから波瀾含みの様相とは、このようなことを言うのであろう。アフリカ・アルジェリアの人質事件は、新年のオトソ気分をぶっ飛ばすほどの事件である。それにしても今更ながら、我が国の海外進出の凄まじさが、伺い知らされる出来事でもある。
不安定なところに行くためには、安全を第一に心がけているはずで、関係者に聞いても人命には万全を期しているといっている。しかし現実は相当難しく、いろいろのところでほころびが目立っている。
ではどうしたらよいのか。関係者が言う「忍耐」「判断力」「勇気」「運」「誇り」を持ち合わせても、想定外の脅威には意外にもろいのである。このようなことが起きれば必ず言われるのが、どの投資にもリスクはつきもので、各地に拡がる不安を排除するため、事態の収拾に乗り出していると、現状を認めつつも改善は進んでいるとしている。
今回の事件はひとまず置くとして、国内のことに目を向ければここも大変である。安倍晋三内閣は就任早々、大型補正予算の編成、日本銀行に金融緩和を約束、産業競争力会議の新設等、経済政策に力をいれたため、当面は安倍相場と言われる状況になった。デフレ克服のためには当然の方策と思うが、順調にはいかないのが常で、問題は方々から出ているようである。
いずれにしろ内外ともに多難なことは分かり、どう対処するかが見物となる。天家国家を論ずるとどんどん発展し、けじめがつかなくなる恐れがあり、この辺でやめにして足元を見つめることにすると、まず水銀問題がクローズアップしてきた。水俣病の経験を生かすため、日本政府の提案通り「水銀に関する水俣条約」と決まり、長かった水銀問題解決への一歩が踏み出された。条約の発効は2018年ごろになる予定で、汚染廃絶へ向け基盤作りができたようである。長かった水銀問題がこのような形で展開してきたことは、常々この問題を取り上げ、提案してきた私どもにとって、喜ばしいことではあるが、あまりにも汚染廃絶に幅広く対象を拡げたことは、反面不安があり強力な規制を求める向きには不満もあるようで、今後のなりゆきが注目されるところである。
内外ともに多難なおりからお互い頑張って行こう。
医療廃棄物研究所 所長 渡辺 昇








