No.238 2012年7月1日
有害・医療廃棄物研究会
災害廃棄物の現状と対策を取り上げ
―医療機関から排出される廃棄物の分別も―
有害・医療廃棄物研究会では、第31回の研究講演会を来る7月27日東京で開催することになった。
【開催要項】日時:平成24年7月27日(金)13:30〜17:00
会場:東京慈恵会医科大学 高木2号館南講堂 (東京都港区西新橋3-25-8)
申込方法:申込書をメール、Faxまたは郵送にて事務局まで
問合せ先:有害・医療廃棄物研究会 事務局 〒105-0012 東京都港区芝大門1-5-10 4階
Tel:03-5408-9821 Fax:03-5408-9825
(プログラム) 災害廃棄物の現状と対策 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
産業廃棄物適正処理・不当投棄対策室長 吉田一博
シンポジウム 「医療機関が排出する廃棄物の分別(ふんべつ)ある分別(ぶんべつ)―その2」
排出者(病院)が考える分別とは何か 東京慈恵会医科大学 宮越雄一
排出者(病院)が考える分別とは何か 横須賀共済病院 石渡仁深
排出者(診療所)が考える分別とは何か 元日本医師会 原田 優
処理業者が考える分別とは何か �蠧�本シルバー 杉本大輔
収集運搬・処理業者が考える分別とは何か �螢�レハ環境 福田弘之
パネルディスカッション コーディネーター 有害・医療廃棄物研究会 木之本雅道・鈴木良實
パネラー 上記シンパジウム公演者
◆ 日本弁護士連合会 ◆
放射性物質で汚染された廃棄物の処理
―処理基準・方法についてあるべき姿とは―
日本弁護士連合会では、この度の災害廃棄物、特に放射性物質汚染廃棄物について、その処理基準や処理方法などが、国民のコンセンサスが必ずしも得られていないとして、「放射性物質汚染廃棄物のあるべき処理について」去る6月7日講演会を開いた。
当日は(1)がれき広域処理の現状と問題点について、環境総合研究所の池田こみち氏、
(2)低レベル放射性廃棄物の処理について、(財)原子力研究バックエンド推進センターの渋谷進氏が講演した。
なお問い合わせ先は、 千代田区霞が関1-1-3弁護士会館 日本弁護士連合会人権部人権第二課
TEL:03-3580-9508 FAX:03-3580-2896
先般(平成24年5月)感染性廃棄物処理マニュアルが、一部改訂されたので掲載する。
【感染性廃棄物処理マニュアルの主な改訂内容】
(1)多量排出事業者処理計画の記載事項の見直し
(2)帳簿の記載事項から委託処理の項目を削除
(3)優良業者の認定に関する記載
(4)交付したマニフェストの控えを5年間保存
(5)委託した廃棄物の処理が困難になった場合の通知
(6)運搬時に備えおく書面に関する事項
(7)「(参考1)紙おむつについて」の感染症の追加
冷静な議論を?
政治のネジレ現象、原発事故、ガレキ処理等々、問題点は多くそれぞれに、議論は活発に行われている。問題点を取り上げ活発に議論を行うのは良いが、ややもすれば一方に偏りすぎ、問題点はかすんでしまいそうで、議論のための議論になっているようである。
そこで‘冷静な議論,のような議論が言われるのだろう。そもそも議論は冷静であるべきだが、あまり冷静では本当のところ議論にならないのである。議論の行き着くところ相方とも、自らの主張を強調するあまり、極端なことを言い合い交じわることは無くなってしまうのである。だが良くしたもので大抵はどこかで折り合いを付け、なんとなく結論めいたようになるのだから不思議である。そう簡単に行ってしまえばそれで終わりで、いつも通りではないかとみられ、発展はないと思われてしまうので、今回は‘冷静な議論,をより深く考えることにする。
まず議論を行う場合、活発に行なってもらうよう望むのが普通で、冷静な議論など望んではいないのである。しかし一方では、問題が大きければ大きいほど冷静になってもらいたい気持ちもあるので、この点では矛盾しているかの様で、はたと困ってしまうのである。困ってしまってからでも良いから一歩進めて、冷静に判断してもらいたいものである。
これができるようになれば、どんな大きな問題でも今より多少ましな解決法が見出されるのではないか。とは言えなかなか難しいことは確かで、この論議はつきないであろう。
医療廃棄物研究所 所長 渡辺 昇








