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No.212 2010年05月01日

環境省・(社)全国産業廃棄物連合会


新型インフルエンザ対策の調査を実施
――各地方自治体および産廃処理業界に依頼――


 既報のとおり、環境省では、産業廃棄物処理における新型インフルエンザ対策について、各都道府県産廃担当部局宛に調査を依頼すると同時に、(社)全国産業廃棄物連合会に対しても同様の依頼を行った。これを受けて、各地区産業廃棄物協会では、10社程度を選出し、調査に協力することになった。
 なお、産業廃棄物処理業者に対する調査項目は下記の通りである。

    産廃処理業者に対する調査項目(抜粋)

�’儡�物処理における新型インフルエンザ対策ガイドラインに基づく事業継続計画を策定していますか。

�∋�業計画を策定していない理由、支障となっている理由は何ですか。

��事業継続計画を策定するに当たって、どのような項目を検討しましたか。

�ず2鵑凌祁織ぅ鵐侫襯┘鵐業�生時における事業継続計画の実施に当たって、どのような課題がありましたか。
 (課題への対処策もあれば併せて記載)

�セ�業計画を策定するに当たって、都道府県や取引業者と連携を図りましたか。

�η儡�物の処理は国民生活を継続するために不可欠なサービスの一つとして、新型インフルエンザ流行時において、
 事業継続計画に基づく対策の実施等により、業務の継続は可能と考えますか。

��問6で廃棄物処理事業の継続が不可能、または他の回答をした方について、考えられる改善策や行政への要望等
 がありますか。

◎厚生労働省◎


今後想定される第二波に備え
――自治体の対策を検討し、報告書にまとめる予定――


今回の新型インフルエンザでは、国内患者数が約2千万人とも言われるほどの大流行となった。しかし、その対策については、各地方自治体ごとに対応の差が目立ち、ガイドラインやマニュアルなどが現場で有効活用されたかどうかについて、疑問の声が上がっている。 そこで、厚生労働省では、各地方自治体が具体的にどのように対応したかを検証し、今秋から今冬にかけて予測される第二波に備え、必要な対応策を講じるとしている。早ければ、6月中にも報告書をまとめる方針だ。
 

人が作ったものは人が作り直す


廃棄物の定義・区分の見直しについては、従来から多くの人々が訴えている問題であり、
いまさらの感もあるが、最近つくづく考え込んでしまう場面が増えているように思われる。
廃棄物処理法による「特別管理一般廃棄物」、および「特別管理産業廃棄物」の違いは何か。
法の条文や、感染性廃棄物マニュアルを見れば見るほど、考えれば考えるほど、わからないというのが本音である。では難しい文章なのかといえばそうではなく、ごくわかりやすく解説されているので、かえって始末が悪い。

やはり、問題は基本のところにあるようで、そこが解決しない限り定義・区分の見直しはできず、条文をいくらわかりやすく表現しようが何の意味も持たない。結局、これからも従来どおりブツブツと文句を言いながら、処理事業を続ける姿が目に見えてしまうだけに悲しい。

廃棄物処理法は毎年と言われるほど頻繁に改正が行われ、ある程度不具合は解消されてきたことは事実である。しかし、前述のとおり基本のところが変わらないので、改正によって、かえって物事が煩雑になったり、事業に支障を及ぼしているという指摘もあり、再度手直しが必要になる例も見られる。せっかくの改正が、必ずしも改善につながっていないのは残念である。

やはり、人が作ったものは人が作り直すしかなく、今後も声を大にして、主張を続けていきたいと思う。