No.165 2006年6月1日
感染性廃棄物容器評価事業
評価格付け4社20種と多種多様
紙製品には条件を厳しく課している
既報の通り、(財)日本産業廃棄物処理振興センターでは、従来の医療廃棄物容器登録認定制度を「感染性廃棄物容器評価事業」に変え、新たな制度の下に容器の評価を行ってきたが、このたび4社・20種類の容器をそれぞれ「良」(★★マーク)19種類、「可」(★マーク)1種類として発表した。
容器の大きさは4リットル、7リットル(注射針用)から、12リットル、20リットル、35リットル、40リットル、70リットルと多種多様で、今後はある程度形式を統一したほうがよいのではないかとの意見が出ている。
なお、評価格付けの表示基準は下表の通り。
| 格付け | マーク | 説明文 |
|---|---|---|
| (優) | ★★★ | 評価基準を満足し、かつ国連モデル基準の梱包グループ�彊幣紊慮〆詐擇鰺�する容器。又は、評価基準を満足する特定性能強化容器。 |
| (良) | ★★ | 評価基準を満足する容器。 |
| (可) | ★ | 「可」格付け合否判定基準を満足する容器。 |
| 不可 | なし | 「可」格付け合否判定基準を満足しない容器。 |
エコアクション21
産廃処理業者向けマニュアル
「産業廃棄物処理業者の優良性の判断に係る評価制度」の中で、環境への取り組みが求められ、ISO14001とかエコアクション21が話題になっているが、この制度は産廃業者、特に中小・零細企業が多い収運業者になじまない点があったので、先ごろ産廃処理業者向けにエコアクション21を改訂してマニュアルを作成、認証取得を呼びかけている。
日本病院薬剤師会
感染制御専門薬剤師認定制度
今後5年で2000人の養成を目指す
院内感染防止対策の一環として、インフェクション・コントロール・ドクターやナース(ICD・ICN)の養成については、わが国においてもようやく取り組みが始まっているが、まだまだ少なく、感染防止対策が万全とはいいかねる面もある。このことが、ひいては院外感染問題である医療廃棄物の適正処理にまで影響して、不適正処理が絶えないのだと極論する向きもある。
一方、薬剤師の分野でも、感染制御の専門薬剤師育成が取り上げられ、本年度より認定講習会と認定試験を実施し、感染制御専門薬剤師が誕生した。なお、今後5年で2000人の専門薬剤師を養成する方針である。
なぜ断言できないのか
世の中、何かにつけて曖昧な形で対応する場合が多く、断言を避けているが、一方で占い師をはじめ、各界のカリスマといわれる人々は断言することによって人気を得、信頼されている。
その違いは何なのか、これらの人々の「ご宣託」には、結果責任がないからだと思う。すなわち、今はやりの自己責任で「ご宣託」を聞いている限り断言した側に責任問題は発生せず、もし異なる結果が出ても信用するほうが悪いといわれるのがオチだ。
またまた医療廃棄物問題で恐縮だが、排出事業者(病院など)から質問や問い合わせが多い項目は「�仝什澎兮�している処理業者は適正業者かどうか」「��適正業者を紹介してほしい」の2つに集中している。従来の行政や業界団体による回答では物足りず「この業者はダメ」「この業者は良い」と「断言」してもらいたいのだ。
現実は、許可を出した行政も、会員で成り立っている業界も、よほどのことがない限り「断言」などできないことはわかっていても、何らかの方法で排出事業者へより突っ込んだ回答を伝えたいものである。
産廃業者優良性評価制度への参加、ADPP(医療廃棄物編)への参加、事業協同組合への参加等、いくつかの関門を経ても「断言」はできないかもしれないが、従来のような対応は変えるべきであろう。








